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「三星SH-100S」は、三星電子が開発した携帯電話「三星SH-100」の大衆化モデルである。「三星SH-100」は、「第24回ソウルオリンピック大会」中に国際オリンピック委員会(IOC)の委員たちに47台が提供されたが、その便利さが認められ「三星SH-100S」というモデル名で1990年に市販された。
資料の端末機は1990年に生産されたもので、黒色のバー(Bar)タイプである。端末機の右上段には受信用のアンテナが付いており、前面に メーカーである三星電子の英語名が明記され、液晶の画面表示部が配置されている 。当時、端末機の販売価格は165万ウォンであった。「三星SH-100S 」は、韓国の初期移動通信技術のレベルを示す端末機である。 |