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1996年1月1日大韓民国の通信業界は、符号分割多元接続(CDMA)技術を世界で初めて商用化することに成功した。アナログ方式が一つのチャンネルで一度に一通話しかできない短所を持っているのに対し、デジタル方式である符号分割多元接続は、アナログ音声をデジタル信号に転換してから、いくつかのデジタル符号に変換して通信するため、通話の質が優れ通信上の秘密が守られる長所を持っていた。
三星電子が開発した「SCH-100」は、符号分割多元接続を採択した携帯電話端末機である。「SCH-100」端末機は、サイズ15.3×5.1×2.5cm、重さ173gで、きれいな通話音質のためにオーディオ専用増幅器チップを採択し、完璧なデータ受信のためにダブルアンテナシステムを採用した。符号分割多元接続を適用した端末機の「SCH-100」は、本格的な二世代移動通信時代の開幕を知らせた。 |