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1980年代に韓国政府は、コンピュータ産業を発展させ情報通信強国を実現するという未来の青写真を提示し、1981年1月28日には、これに関連した科学技術処長官の発表があった。1983年からは、情報産業育成方案に基づき、教育用コンピュータの補給が推進された。「金星ファミコン-100」は、このような政府政策の影響で開発された教育用コンピュータがである。他にも、政府政策に従い、「三星SPC-1000」や「サムボトライジェム 30」などの教育用コンピュータが開発された。
資料の機器は、「金星ファミコン-100」を構成するセットの一部で、入力機に当たるキーボードである。最初に市販された製品には英文のキーしか提供されずハングル入力はできなかったが、資料の入力機では、その問題が解決されていた。現在のキーボードと類似した構造で、全部で5列の文字列が配置されている。また、アルファベットをキーの上面に目立つように配列し、ハングルは各キーの前方側面に併記して入力できるようにした。 |